Audi A4 2.0 TFSI quattro (GH-8EBWEF) 2006.05〜2014.01

8年7ヶ月乗ったB5型に別れを告げ、B7型へ乗り換えました。今から考えてみるとほとんど衝動買いでした。YANASEの在庫車ですが、オプションで電動フロントシート(ランバーサポート付)にカーナビゲーション、7.5J×17インチホイールに235/45R17のタイヤ、おまけにキセノンヘッドライトがついていれば迷うことはありません。短期間の商談で、気がついたら納車されていました。
■インプレッションその1
 最初の3ヶ月間の印象です。エンジンがこれまでのV6 SOHCから4気筒DOHCターボに、駆動方式がFFからquattroに変わったことでだいぶ印象が変わりました。以前のV6は静かで重厚な回り方をするけど、もっさりとした印象で、アクセルを踏み込んで一瞬待ってから加速感がついてくる。これに対して4 気筒DOHCターボは最初からリニアに力が出ていて、回り方も軽快です。また、FFでは加速時のノーズアップが激しく、まるで船に乗っているような動きが目立ちましたが、quattroでは即座にグイッと前に出ます。このアクセルを少し踏み込むと即、ターボが効いて背中を押されるような加速感がB5型と一番違うところですね。さて、このクルマには最初からプラスパッケージ、キセノンパッケージ、MMSパッケージが装着されています。それぞれのパッケージの内容は脚注に示したとおりです。
■インプレッションその2
 
納車後6ヶ月後の印象です。慣らし期間も終わりそろそろエンジンの回転を上げても良いころです。AT車なのでむやみに回転が上がることはありませんが、以前より少し踏み込んで運転するようになったためか、少し引っ張るようにシフトパターンが変わりました。排気音も心持ち大きめになったようです。エンジン音自体は以前のV6にくらべ4気筒は音もガサツでうるさいのですが、この排気音はなかなか気持ちよく、ついついアクセルを踏み込んでしまいます。スポーツタイプでもないただのセダンですが、乗ると不思議にその気にさせてくれる刺激があるようです。B5型V6FFに比べると、「チューンドカー」に乗っている感じだといえばわかりやすいでしょうか。もう、そんな歳ではないのですが・・・・・
プラスパッケージ 
 電動シートは今や珍しい装備ではありませんが、欲を言えば家族が運転することも考えて一発でシートポジションを呼び出せるメモリー機構が欲しいところです。足回りはノーマルサスですが、プラスパッケージなので17インチホイールと235/45R17 94YのConti SportContactが装着されています。このホイールとタイヤは率直に言ってこのクルマにはオーバーサイズで、215から225くらいでも充分かと思います。大きいホイールに太いタイヤとルックスは良いのですが、街中で多用する低速域では結構上下動があって、ステアリングを取られることがあります。不整路面での突き上げはガツンとくる不快なものではありませんが、高速道路に入るととてもフラットで良い乗り心地となります。普段、国産RVに乗っている知人を乗せて高速道路を走ったところ、「このクルマは道路に吸い付くような走り方をするね。タイヤが違うのかな?」と言われました。
■キセノンパッケージ
キセノンヘッドライトはB5型のときに Hellaの後付(純正同等品)で5年7ヶ月使用していたので、明るさが特に変わったという印象はありません。しかし色はB5型に付けていたHellaの方が今度のB7型よりもより白色に近いと思います。そのうちに蒼白色な社外品バルブに変えてみたいですね。それよりも新鮮なのはヘッドライトスイッチです。一つのツマミでスモール、メイン、フォグ、バックフォグまでコントロールでき機能的です。ハイトコントロールが自動になったのも良いですね。ヘッドライトスイッチをオートモードにして夜間にエンジンスタートすると、光軸が前向→下向→前向と角度が変わるのがわかります。これは対向車に発進を知らせるための合図なのでしょうか。 ■MMSパッケージ
オーディオは6連奏CDオートチェンジャーもあり可もなし、不可もなしです。モニター画面を開くとMD挿入口が現れますが、MDは持っていないので使うことはありません。最近はiPodと連携可能な純正オーディオが増えてきていますが、残念ながらMMSパッケージを装備したA4は対象外となってしまいます。YANASEのセールス担当氏によると、社外品で接続可能なキットが出ているようで、別途、外注に出せば実費で作業してもらえるようです。そのうちに考えてみることにします。純正のナビはDVDタイプですので、最新型ではありません。地図も2006年の今、2004年現在の内容となっていますので、ちょっと古いのは否めません。以前のB5型では使っていなかったので、細かいことは気になりませんが。一つ疑問なのは、テレビモードのときにVTRチャンネルがあるけど、どこに接続するのかわからないことです。これが使えれば、携帯型DVDプレーヤーも接続できるのですが。
DENSO ETC unit DIU-3900
 ものぐさな私にはもうETCが欠かせません。B5型のときは街中の自動車用電装品工場で取り付けてもらいましたが、今回は納車前にYANASEで取り付けてもらったので、アンテナがフロントガラス上部のルームミラー横となりました。おかげでダッシボードの上もすっきりして目立ちません。ユニット自体は以前のPanasonicに比べて少し軽めです。前車とほぼ同じ位置に取りつけてもらったので違和感なく使えます。ただ、ETCカードを裏返して挿入するのには最初戸惑いましたが。便利なETCですが、最近はゲート通過の際の事故が多発しているという報道があります。カードの挿入し忘れなどがないよう、私自身も改めて気をつけていきたいと思います。
■2007年度版MMSナビゲーションソフト導入 Nov.'06
 最新版のナビケーションソフトがリリースされたので、早速ディーラーへ足を運びました。詳細情報はこちら
地図データはこれまで使っていたものよりも新しく、それなりの内容となっていますが、目的地までわざと辺鄙な道を案内する「妙なクセ」は以前と変わっていません。これまでMMSナビだけを頼りに知らない土地で2回ほど迷ったことがあります。結局は、ドライバーがしっかりと道を把握していないと、いけないんだと悟りました。この辺は国産他社の最新型のほうがはるかに優れていることでしょう。
最短コースを無視してわざと(?)迂回路を指示する等、MMSナビ独特のクセもそういうもんだと割り切って使うのならば、これは車内エンターテイメントの一つとして楽しめることでしょう。

地図データ 2006年3月現在
交通規制データ 2005年4月現在
高速道路等料金データ 2006年3月現在
アウディ販売店データ 2006年3月現在

Options  
Plus Package
電動シート(フロント)、電動ランバーサポート(フロント)
Double Spork Design Aluminium Wheel 7.5J×17
ContiSportContact2 235/45R17 94Y
Xenon Package Xenon Headlight with headlight Washer
Automatic Headlight Hight Control
MMS Package MMS(Multi-Media Station)+6CD Auto Canger

■タイヤ・ホイールの交換(インチアップ)
純正ホイールを縁石でガリガリ〜とかなりひどくやってしまったのでどうしたものかと悩みましたが、思い切って
ホイール&タイヤセットを更新することにしました。

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