キセノンヘッドライトへの換装 1.事前調査

バルブのみを交換する汎用の後付けキットは国産も含め何社からか発売されています。しかし、Audi A4'97年式純正ライトのレンズカットは元々ハロゲンバルブ用に設計されたものなので、バルブのみキセノンに換装すると光軸調整をしっかり行なってもどうしても光が洩れるらしいことがわかりました。このため、ボルトオンで交換できる純正キセノンライトユニットをに探すことにしました。
【1ピースor2ピース】
まず最初に思いついたのはプロジェクタータイプのS4用ユニットです。ところがこれはマイナーチェンジ後のライトユニットとターンシグナルが一体化された1ピースタイプで、'99年式以降のモデルには装着できそうですが、'97モデルに取付ける場合にはボディ、バンパーともにかなりの加工が必要で、大掛かりなことになってしまうようです。残念ながら、マイナーチェンジ前の2ピースユニットと、マイナーチェンジ後の1ピースユニットは互換性のない別物でした。
Webで調べ.ると、カナダ人の'99 Passat(B5)オーナーが、プロジェクタータイプの2ピースユニットの換装を行ない、この様子は、Stargazer's Passatというサイトで詳しくレポートされています。このサイトでは、Passat用のHella製OEM品の存在が確認できました。また、カナダのLLTEK MotorsportsというAudiチューナーのサイトでは、Audi A4 のマイナーチェンジ前用のプロジェクタータイプ2ピースユニットの存在を確認することができました。
【左側通行への対応】
問題は、この点です。イギリスを始め海外のサイトをいくつか検索しましたが、わかりませんでした。そこで、Hellaのドイツ本社、アメリカ(右側通行ですが、ふところの深い国ですから情報くらいは得られるかと・・・)、オーストラリアの各現地法人にe-mailで照会したところ、Hella Australiaから以下のような返信があったので、早速東京にあるオフィスへ電話してみました。


"There is a Hella Asia Pacific office in Japan, I'm sure if you contacted them, they would be able to assist with you enquiry."


Hella Asia Pacific東京の担当部署には、私の照会MailHellaのドイツ本社から転送されていたらしく、担当者との話は簡単に進みましたが、残念ながら結果は思わしくないものでした。確かにA4OEM品はあるものの右側通行用しかない、当社は、阿部商会を通じてM-Benzのキセノンライトを販売しているが、A4用は輸入していない、さらに、同社のぶ厚い製品カタログにもA4用は右側通行仕様しか載っていないとの返事でした。
また、同時に
LLTEK Motorsportse-mailにて照会したところ、Hellaの製品だが、右側通行用のみであるとの回答(カナダのショップですので当然ですね)がありました。
 HellaOEM品の存在は確認できたものの、左側通行用があるのかどうかわからない・・・。

【BMW E46オーナーに聞く】
 そこで目先を替えてみることとしました。BMWはどうなのだろうか?
E46
のオーナーには、キセノンヘッドライトを後付けする方がいるようで、実際に雑誌や国内サイトにも広告があります。そこで、E46オーナーで個人輸入&取付を実行した方にe-mailで照会してみたところ、以下のような返事をいただけました。


「輸入したのは、BoschOEM品で、左側通行用です。ただし、ユニット内部にダイヤルがあり、プロジェクターレンズ後ろの遮蔽板を動かすことができるため、右側通行、左側通行どちらにも対応可能になっていいます。ダイヤルの初期位置により品番が異なるようです。」


E46のヘッドライトユニットもA4と同様にプロジェクタータイプで、レンズカットで配光するものではありません。このためE46BoschOEM品は簡単な操作で左側通行、右側通行の切り替えができるようになっているようです。
【結論・・・!?】
メーカーとしては、右側通行、左側通行の違いにより別の部品を製造するのではなく、共通の部品をスイッチによる切替で使い分けた方が確実にコスト削減になるはずです。従がって、A4
HellaOEM品も何らかの方法で左側通行に対応可能なはずだ、と確信するに至りました。→今から思うとかなり強引ですね・・・。

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